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律することの大切さを学ぶ

律することの大切さを学ぶ

第6章

律することの大切さを学ぶ

脳と体が活性化する競馬健康法

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 まれに、レース展開も結果も全く理解できず、「どうしてこうなってしまったんだろう」ということもありますが、こうしたケースはそう多くはありません。

 そういう時は、「ツキがなかった」と思うしかないでしょう。


負けを引きずらず、きちんと分析

 基本的には負けには負けの理由があります。「レースの流れがこうなったから、この子が途中で駄目になり、最後に後方で待機していた馬が、一番いいコースを通って伸びてこれた」など、だいたい結果についての総括ができるのです。だから、自分が狙った馬が、4着に沈んでしまったような場合には、その理由づけはできる。そうすると、自分でも、「仕方ない。最後の追い出しの時に、横にぶつかりあって、ひるんだことが遅れにつながったな」ということが見えてきます。

 この分析は、とても大事です。

 多くの方は、ダメだったら、ハズレ馬券をパーッとばらまいて終わってしまうけれど、これでは進歩がありません。負けは引きずらない。でも、きちっと復習し、総括する。そうしておけば、次の馬券戦術には必ずいい方向につながっていくと思います。これも脳トレーニングなんですね。

 また、予定金額を超して、お金をつぎ込みすぎてもいけません。今日使える額はここまでときちんと規定して、それ以上は踏み込まないようにしましょう。

 明日の分までつぎ込んで2日分負けてしまうと、今度はそれを取り返そうとあがくことになってしまいます。そういう状況で追い込まれてやったレースで、結果がいいことはあまりないのです。やはりそこは、正常な判断力を持っていてこその予想ができるのだと思います。その意味では、自分を律することの大切さを学ぶ場にもなっています。

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