目次

1600万下で眩しく光る“真珠星”

1600万下で眩しく光る“真珠星”

第3章

1600万下で眩しく光る“真珠星”

競馬で学ぶ春の星空

目次

 第2章は「北極星は春に限ったものではないのだが、なぜか関連する名前のレースは春に多い」というところで終わらせた。こういった「ポラリスS」や「北極星賞」が春先にある理由について考えてみると、想像の域は出ないものの、確かにこの時季で良いのだと思えてくる。

 1年の中でも春という季節は、もっとも北の夜空が注目される季節なのではないだろうか。

■春は北斗七星から大曲線を追いかける季節

 夏ならベガ・デネブ・アルタイルの「夏の大三角」、秋ならマルカブ・シェアト・アルゲニブ・アルフェラッツで構成される「秋の四辺形」、冬ならシリウス・プロキオン・ベテルギウスで結ぶ「冬の大三角」(あるいはさらに3つ加えて「冬のダイヤモンド」)のような季節ごとの図形のパターンがある(アステリズム、と言う)が、春にはなにがあるかというと、夏冬と同じ「大三角」と、ほかの季節にはない「大曲線」だ。

この続きはスーパープレミアムコースに
登録すると、読むことができます。

すでに登録済みの方はここからログイン

  • netkeiba Books+は、定額読み放題のサービスです。
  • 簡単な手続きで、netkeiba.comにあるすべてのコンテンツがご利用いただけます。

人気のブック

© Net Dreamers Co., Ltd.