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無理を感じさせず、体重管理を日常の“ルーティン”にするということ

無理を感じさせず、体重管理を日常の“ルーティン”にするということ

第3章

無理を感じさせず、体重管理を日常の“ルーティン”にするということ

ジョッキーダイエット

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 いよいよ太らない引き締まった身体を作るために、何をすべきかをお話ししていきます。まず初めにダイエットとは何ぞや?という問いに、私はこう答えます。

「太りにくい習慣をつくること」

 例えば、皆さんは就寝前に歯を磨きます。その一方で、ストレッチをする方は半数もいないと思います。ここで改めて考えてほしいのですが、歯磨きとストレッチ、そんなに労力に差はあるのでしょうか?もし歯磨きもストレッチもしない民族がいたとして、彼らに一週間続けてどちらかできたらご褒美をあげる、とした場合、どちらかに偏ると思われますか?もしかしたら、ストレッチのほうが多い可能性もあります。

 ストレッチは面倒で歯磨きをそう感じないのはズバリ、それが「習慣化」されているかどうかの違いです。ジョッキーが食生活にそれほどストレスを感じないのは、ジョッキーの1週間がルーティン化されていて、そのルーティンの範囲内で生活すれば問題ないことがわかっているから。

 職業上、体重管理は仕事なので、このくらい食べたらこのくらい増えるな、この時間は増えやすいんだよな、このくらい増えても翌日にはこのくらいには落ちるはずだ、何年も食べた量や時間帯などを気にすることを寝る前の歯磨きのようにしています。それを続ければ、体重管理が歯磨きをするかのように習慣化されます。

 テレビ番組で紹介されたりもしましたが、ジョッキーは自分の手首を握った具合で200グラムくらいの誤差で体重がわかる、といわれています。これは本当のことですが、まさに習慣化のなせる業、毎日サウナで手首をチェックすることによって把握できるようになるんです。

 でもそんな習慣なんてすぐにはつきませんし、すぐ結果が欲しい!そう思って、これを読んでいる方もいるでしょう。大丈夫、もっと短い期間で太りにくい習慣づくりをすることは可能です。

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