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ダイワメジャー、デュランダル、ジャスタウェイ

ダイワメジャー、デュランダル、ジャスタウェイ

第4章

ダイワメジャー、デュランダル、ジャスタウェイ

血統ビーム タイプ別分類ガイド サンデー系編Vol.2

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----- ダイワメジャー -----

血統マニュアル

◆母父ノーザンテーストで牡馬クラシック制覇。短距離適性、持続力にも優れる

 ダイワメジャーはサンデー系種牡馬のなかでは米国色、短距離指向が強いタイプ。サンデーサイレンスは、母父ノーザンテーストとの配合馬では牡馬の中距離クラシックで結果を出せなかった。米国色やパワーが強すぎる産駒が出る傾向にあったため、芝中距離で直線の伸びを活かすことができない馬が多く出たことも原因ではないか。そんな傾向(ジンクス)を持つ母父ノーザンテーストとの配合馬で、初めて牡馬クラシックを勝ったのがダイワメジャーだった。

 産駒も、ディープインパクトやハーツクライ産駒と比べると、中距離での末脚のスピード勝負になると分が悪い。その反面、前で粘り込める馬場は前述した2頭の産駒よりも強い産駒が出る。差し馬の場合はスピードを出せない馬場、先行馬の場合は失速せずになだれ込めてしまう馬場やレースパターンで強さを発揮する馬が多い。ゴール前に坂がある競馬場も得意だ。

 産駒全体の距離適性の傾向は、牝馬のほうが短め。1200mで走る産駒は牝馬のほうが多い。また産駒全体の距離実績から、2200m以上では軽視されがちだが、牡馬の芝2200m〜2600mの期待値は高い。芝2200m以上は勝ち馬の90%以上が牡馬。また、勝ち馬の60%以上は母父ノーザンダンサー系との配合馬。ダイワメジャー自身も、芝2500mの有馬記念で複勝馬券になったように、とくに直線が短いコースで2200m〜2600mを走る産駒は多い。


----- デュランダル -----

血統マニュアル

◆スプリント適性も高く、末脚鋭い。中穴で注目

 スプリント寄りのスピードを強化したのがデュランダル。

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