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“亡霊の孫” その特異な出生

“亡霊の孫” その特異な出生

第2章

“亡霊の孫” その特異な出生

テンポイント 40年を経ても色褪せない名勝負

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 ときは「TTG三強」最後の対決となった有馬記念から四半世紀ほどさかのぼる。


 1951(昭和26)年の桜花賞で2着、菊花賞で4着と好走したクモワカという牝馬がいた。32戦11勝という立派な成績で、旧5歳になった1952年も現役をつづけていた。


 ところが、その52年の9月、クモワカは、京都競馬場の獣医師により馬伝染性貧血(伝貧=でんぴん)と診断された。伝貧は、重度の貧血を伴う高熱が出て、やがて衰弱死する伝染病だ。

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