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世界史から学ぶ競馬(上)

世界史から学ぶ競馬(上)

世界史から学ぶ競馬(上)

「馬は人類に“文明”をもたらした最高のパートナーだった」———本書は、長年にわたり馬に寄り添って歴史を考えるという新鮮な視点を提示している歴史研究者がお送りする特別講義を2回に分けて収録。古代ローマの戦車競走から近現代の競馬まで。その内容は単に歴史を俯瞰するだけでなく、競馬への並々ならぬ愛情と情熱にあふれたもの。その“授業ノート”から、読者諸兄が世界史と競馬とのかかわりについて推考する機会を得られれば幸いである。

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2018/07/17

全5章

著者について

本村凌二

本村凌二

Motomura Ryouji

東京大学名誉教授。1947年生まれ。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著書多数。近著に『教養としての「世界史」の読み方』『教養としての「ローマ史」の読み方』(PHPエディターズ・グループ)などがある。

写真提供:Bridgeman Images/アフロ(第3章)、『大遠征 アレキサンダーの野望』(ニュートンプレス刊)(第4章)

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