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オルフェーヴル 豪傑は本当にオンナに弱かったのか

オルフェーヴル 豪傑は本当にオンナに弱かったのか

オルフェーヴル 豪傑は本当にオンナに弱かったのか

 こんなことを言うと、すべての競馬ファンに怒られてしまうかもしれないが、時として「馬にしておくのは惜しいな!」と、こちらが口走ってしまいそうな馬がいる。その代表格がオルフェーヴルではないだろうか。
 美丈夫で豪快。惚れ惚れするような勇姿ぶりは誰しもが認めるところだ。その一方で、気分屋で荒々しく、騎手さえも振り落とす。かと思えば「ええっ!!何でそうなるの〜?」というレース展開で敗戦をも喫してしまう。
 そして、そのすべてが、人の心を持っているのかと思わせるほど、彼は人間的な魅力に溢れている。

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2018/01/09

全7章

著者について

吉中 由紀

吉中 由紀

Yoshinaka Yuki

東京都出身。慶応義塾大学卒業。
日之出出版編集部を経て、フリーライターに。
サブカルチャー、食品、生活全般、企業情報などの分野を扱い、別冊宝島、日本経済新聞、週刊文春、文藝春秋、フォーブスJAPANなどで執筆。
主な著書は、「成分表でわかる買いたい化粧品」(永岡書店)、「危険食品読本」「間違いだらけの安全生活」(文春文庫PLUS)など。
趣味は観劇。競馬は馬の走る姿に惹かれる。

写真提供:下野雄規(目次、第6、7章)、PanoramiC/アフロ(第3章)、小金井邦祥(第4章)、高橋正和(第5章)

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