自分の思った結果にならないのが競馬。馬券しかり、POGしかり。とくに2歳馬の将来性を見抜く目が試されるPOGは、馬体と血統しか判断材料がなく、長年POGをやっているファンでも、GI馬を引き当てるのは相当な困難だ。そんな海千山千の2歳馬たちを、半世紀以上競馬を見続けてきた小島太が冷静な目でジャッジ! 本命から大穴まで、今年のPOGで“勝てる”100頭を紹介する。
小島太
Kojima Futoshi
1947年、北海道斜里郡小清水町生まれ。1966年に騎手としてデビュー。「サクラ」の主戦騎手として活躍し、72年には弱冠25歳で関東リーディングを獲得した。78年にはサクラショウリ、88年にはサクラチヨノオーで日本ダービーを制覇。その後、調教師に転身するとイーグルカフェ、マンハッタンカフェなどGI馬を送り出した。2018年2月、惜しまれつつも調教師を引退。
写真提供:下野雄規(目次)、光文社、ガイドワークス
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