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オルフェーヴル

オルフェーヴル

第6章

オルフェーヴル

血統ビーム タイプ別分類ガイド サンデー系編Vol.1

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◆ステイゴールドの気性と底力をさらに過激に

 ステイゴールドの“激しい気性”を、さらに過激にしたのがオルフェーヴルだ。現役時代も、凱旋門賞のゴール前で気を抜き2着。スミヨンですら制御できない気の悪さであった。阪神大賞典の大逸走は、まさに凄すぎるクセ。産駒にも“凄いクセの気性”はいい意味でも、悪い意味でも受け継がれた。

 現状でいえば、新馬戦の人気馬はまったく信用できない。オルフェーヴル産駒を新馬から走らせるノウハウが確立されていないこともあるのだろうが、とにかくよく負ける。単勝10倍以内に支持された人気馬の単勝回収率は24%、複勝回収率は38%と、標準期待値を大幅に下回る。

 ステイゴールド産駒も、新馬戦はノーザンファーム育成馬以外は走れない馬が多かった。とくにノーザンファーム育成馬以外の成績は芳しくなかったが、オルフェーヴル産駒の場合、“アテにならない気性”もさらに強化されている模様。新馬戦でやる気なく凡走する、気まぐれな馬がさらに多い。

 なお、

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