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有馬記念で振り返る競馬ブーム(上)

有馬記念で振り返る競馬ブーム(上)

有馬記念で振り返る競馬ブーム(上)

 ファン投票によって出走馬を選出するドリーム・レース「有馬記念」。その長い歴史の中で最多得票数を得たのは稀代のアイドルホース・オグリキャップ。「ダビスタ」「マキバオー」により競馬ファンが増加した90年代半ばには有馬記念売得金額のピークを迎えるなど、有馬記念の歴史は競馬ブームの流れと大きく一致する。ここでは「有馬記念」を軸に「競馬ブーム」を振り返る。

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2017/12/20

全8章

著者について

片山 喜康

片山 喜康

Katayama Yoshiyasu

1950年 東京 浅草生まれ
編集業の傍ら随筆、脚本、俳句などを執筆。1969年のダイシンボルガードの日本ダービーから競馬観戦。1986年メジロデュレンの菊花賞の頃より北海道静内町サラブレッド研究所で生産者向け業界紙『ホースマーケット』編集に従事。1997年“Fathers Image”で『優駿』エッセイ賞入選。『競馬最強の法則』に馬名を考察した「馬名物語」などを連載。現在のひいきの馬は友人の親戚である青森諏訪牧場生産馬ミライヘノツバサ。

表紙写真:オグリキャップ 第33回有馬記念 日刊スポーツ/アフロ

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