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ジャパンカップ、奇跡の復活

ジャパンカップ、奇跡の復活

第8章

ジャパンカップ、奇跡の復活

黒船襲来を止めた駿馬、その名は“帝王”

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 そして、まさしく背水の陣で臨んだのが、1992年11月29日の第12回ジャパンカップだった。

 惨敗だった11月1日の秋の天皇賞から28日間の調整期間。不本意な敗戦が続き、「もはやこれまでか」と思われたのか、トウカイテイオーは5番人気に過ぎなかった。秋の天皇賞の印象が悪すぎたということか。

 実はそれだけではない。このレースではイギリスのダービー優勝馬が2頭のほか、欧州年度代表馬、オーストラリア年度代表馬、オーストラリア二冠馬、アメリカのアーリントンミリオン優勝馬などという壮観な顔ぶれがそろっていた。過去のジャパンカップすべてを上回る陣容とも言えよう。この強者ぞろいの中での5番人気なのだから、ファンの“思い入れ”はむしろまだまだ強かったというべきだろう。

 ところがレースが始まると、

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