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デビュー戦から圧勝に次ぐ圧勝

デビュー戦から圧勝に次ぐ圧勝

第3章

デビュー戦から圧勝に次ぐ圧勝

テンポイント 40年を経ても色褪せない名勝負

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 将来、大きな10ポイントの活字で新聞に載るような強い馬になってほしい――。


 馬主の高田久成は、そんな願いをこめて、ワカクモの第2仔を「テンポイント」と命名した。

馬主の高田久成氏の願い通り、テンポイントは強い馬になった。写真は1977年の有馬記念 写真:読売新聞/アフロ

 テンポイントは、旧3歳になった1975年3月、栗東トレーニングセンターの小川佐助厩舎に入厩した。


 すぐさま調教で素晴らしい動きを見せ、評判の若駒となった。


 デビューの舞台は8月17日、函館芝1000mの旧3歳新馬戦。最終追い切りでは、新馬勝ちした馬と併せて10馬身ほど突き放し、1番時計を叩き出した。

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