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目次
第4章
1975年の最優秀3歳牡馬(馬齢は旧表記)に選出されたテンポイントは、翌76年のクラシック戦線の主役になると見られていた。
旧4歳になった76年の1月20日、テンポイントは、主戦騎手の鹿戸明、担当厩務員の山田幸守とともに、クラシックに備えて東京競馬場に入った。調教師の小川佐助は、ダービーを見据え、左回りの東京競馬場を経験させておこうと考えたのだ。
年明け初戦に予定したのは2月15日の東京4歳ステークスだった。
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デビュー戦から圧勝に次ぐ圧勝
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