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記録が語る有馬記念 年齢編

記録が語る有馬記念 年齢編

第11章

記録が語る有馬記念 年齢編

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■最年長勝利騎手

増沢末夫 49歳2ヶ月(1986年 ダイナガリバー)

■最年少勝利騎手

武豊 21歳9ヶ月(1990年 オグリキャップ)

■最年長勝利調教師

境勝太郎 76歳9ヶ月(1996年 サクラローレル)

1996年のサクラローレルは境勝太郎師の有馬記念最年長勝利記録 写真:日刊スポーツ/アフロ

■最年少勝利調教師

池江泰寿 40歳11ヶ月(2009年 ドリームジャーニー)

 史上初の2000勝ジョッキー増沢末夫騎手はこのダイナガリバー以前にも1972年のイシノヒカルで3歳牡馬による史上初の有馬記念制覇を成し遂げ、2着2回、3着1回という好成績を残している。

 さっそうと登場した若き天才ジョッキー武豊騎手も今や48歳の大ベテランとなったが、まだまだその腕前は衰えを知らず、増沢騎手の持つ最年長勝利記録を塗り替えることも十分可能であろう。

 ダービー馬サクラチヨノオーをはじめ、スリージャイアンツ、サクラユタカオー、サクラチトセオーの天皇賞馬3頭、スプリンターズSを連覇したサクラバクシンオーなど、多くの名馬を育てた境勝太郎調教師が最後に勝ち取った大きな勲章がサクラローレルによる悲願の有馬記念であった。その後、娘婿である小島太調教師が手がけたマンハッタンカフェも2001年の有馬記念を勝っており、義理の親子による有馬記念制覇を成し遂げている。

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