ディープインパクト、メジロマックイーン、ステイゴールド、ゴールドアリュール———池江泰郎が育て上げた馬は、数々のG1タイトルを手にするだけでなく、種牡馬や母の父としても成功を収め、後世に名を残している。名伯楽と称される池江の競馬人生は、馬車に乗る程度しか馬との接点がなかった少年時代に上京し、騎手になることからスタートする。調教師としての礎を築いた池江の半生を振り返りたい。
大恵 陽子
Oe Yoko
神戸市出身、小学5年生からJRAと地方競馬の二刀流で、ホームグラウンドは阪神・園田・栗東。本サイトでコラム『ちょっと馬ニアックな世界』を連載しているほか、『優駿』『週刊競馬ブック』『Club JRA-Net CAFEブログ』などにも寄稿。競馬番組出演、UMAJOセミナー講師、イベントMC、競馬リポーターとメディアを問わず、マルチに活躍中している。
写真提供:毎日新聞社/アフロ(第3章)、日刊スポーツ/アフロ(第5章)、高橋正和(第7章)
© Net Dreamers Co., Ltd.